Wiki化を利用して最終更新日時手書きの手間をなくす #Notion
Notionでページを更新した後、何時更新したのか即分かるように目印として都度ページ上部に更新日時を書いている方がいるかもしれません。
実はWiki化した後に一手間加えると、その書き込みが要らなくなります。Wiki実装当時と異なり、現在はwiki化にフルアクセス権限が必要となっているようです。プライベートスペースでも可能ですが、試す場合には勝手が効きやすい個人アカウントをおすすめします。
Wiki化して最終更新日を出す
最終更新日時をページ上へ表示する場合、ページ上部のプロパティを編集して、最終更新日のプロパティを表示へと切り替えます。
Wiki化に伴うページの扱い
Notionのデータベース内レコードはページとして扱われる仕様で、データベース化するWikiにおいてもこれは変わりません。Wiki化前と変わらない操作が可能ですが、明確に変わる点としてデータベース内レコードになったことでPage APIレスポンスにはプロパティが含まれるようになります。
curl 'https://api.notion.com/v1/pages/XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-xxxxxxxxxxxx' \ -H 'Notion-Version: 2022-06-28' \ -H 'Authorization: Bearer '"secret_XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"'' | jq % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 1294 0 1294 0 0 3353 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 3369 { "object": "page", "id": "XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-xxxxxxxxxxxx", "created_time": "2023-06-13T09:32:00.000Z", "last_edited_time": "2024-03-07T01:56:00.000Z", "created_by": { "object": "user", "id": "XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-xxxxxxxxxxxx" }, "last_edited_by": { "object": "user", "id": "XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-xxxxxxxxxxxx" }, "cover": null, "icon": null, "parent": { "type": "database_id", "database_id": "XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-xxxxxxxxxxxx" }, "archived": false, "properties": { ..., "最終更新日時": { "id": "xxxxx", "type": "last_edited_time", "last_edited_time": "2024-03-07T01:56:00.000Z" }, ..., }, "url": "https://www.notion.so/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx", "public_url": null, "request_id": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" }
Wiki化したページはデータベースとして扱われます。Wiki化以前に記載していた要素については、Wiki化後はBlockへアクセスするAPI経由にてBlockとしてカラム設計含めて取得可能ですが、ページについてはDataBase API経由でレコードとしても取得可能になります。
あとがき
最終更新日の表示がデフォルトでオフになっていることに先日気が付いてオンに切り替えました。タグや有効期限等を設定していない場合は、実質最終更新日の為にあるような存在でしょう。
Wiki化するためのハードルが高いケースもありそうですが、自動で更新日が表示されたり、Wikiトップページにてページ絞り込みが出来たりと色々便利になります。オフにも手軽にできるので、少し試してみるだけでもおすすめです。